備前の旅(岡山4)竹久夢二郷土美術館へ


生家の近くに「夢二郷土美術館」があります。
夢二生誕100年を記念して建てられたもので、
赤レンガ造りの風見鶏がある、大正ロマンが感じられる建物です。
館内には、夢二の作品、所蔵品、写真などが展示されていました。

中には親交があったという歌手故淡谷のり子と一緒に移した写真もありました。
また夢二が関わった妻を含む美しい女性達の写真も、興味をそそられました。
どの人も、夢二が描く女性にイメージが重なります。

岡山も京都に劣らず酷暑でしたが、夢二生家も、美術館共に冷房を入れていないので
もの凄い暑さです。
もう少し涼しければ、もっとゆっくり夢二の世界にひたれたのにと思うと心残りでした。
窓も細めにしか開けていないので、風も入らず、蒸し暑さに汗がタラタラと流れ落ちます。
想像するに、予算がないのだと思われますが、勤務する職員も大変だろうと同情しました。

村おこし、町おこしが大流行の昨今ですが、建設された当初の物珍しさを過ぎると
交通が不便な場所では入館者も少なくランニングコストをどうするかで
地方財政のお荷物になることも多いのです。
老婆心ながら、先行きが気になりました。

ダンディーな夢二も「オイオイどうなるの?」とカッコ悪い展示の行く末を憂いているのでは。


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 最終更新: 2018/6/15