いつまで続くの? 沖縄ブーム

牧志公設市場でチラガーを持つおばちゃん

20数年前、沖縄県の存在感は薄く「沖縄」というと「遠い僻地の貧しい過疎の地域」であり、マスコミに取り上げられるのは、基地などのマイナスイメージだけでした。

それが歌手安室奈美恵の出現以来、次々アイドル歌手が登場、NHK人気ドラマ「ちゅらさん」の影響も大きく、ビギン、夏川りみなどが歌う、「涙そうそう」「さとうきび畑」など、沖縄のテーマの歌も次々ヒットしました。もうここまでかと思っていたら今年はドラマ、司会で活躍する俳優の仲間由紀恵の美しさに全国が魅了されています。

また、芸能のみならずIターンのブームもあり、「月10万円で暮らせる楽園」のスポットライトを浴びて毎日マスコミに取り上げられない日はないようなこのごろです。

これには、演出家の宮本亜門など有名人の移住が先駆けを作ったと思われますが、移住ブームの影響で、本格的な移住だけでなく、冬の避寒の為のマンスリーマンションが増え不動産価格も高騰しているそうです。

食べ物についても、20年前は誰も知らなかった「ゴーヤー」「チャンプルー」などの言葉も普通に使われるようになってきています。

過剰までとも思える沖縄ブームは、面映く、嬉しい反面、果たしていつまで続くのかという不安もあります。
持ち上げておいて、あとでペシャンコに叩くマスコミの常套手段、気まぐれを危惧するのは私だけではないでしょうが・・・。

今回の沖縄訪問は、観光的にはオフシーズンということもあり、どこのホテルも観光地も修学旅行生(安いので)で溢れていました。

資源も、工業もない沖縄県ですので、観光で食べて行くしかないのですが、20数年前は、市場で売り手のおばさんにカメラを向けると「私たちは見世物じゃないよ!」と
どなられたものですが、いまでは、カメラを手にしているだけで「ポーズしようねぇ」と、笑顔で応えてくれます。

観光客が豚肉を買うわけではないので、商売の邪魔になるだけなのに、県民の意識が大きく変わって来ているのを実感しました。

沖縄ファンとしては,このブームが一時的なものではなく、静かな、真の沖縄愛好家が定着することを願っています。


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 最終更新: 2015/10/23