アメリカ人らしくないアメリカ人、エリザベスとの出会い

エリザベスとは、早朝モーニングコーヒー・タイムで一緒になり、親しくなりました。

彼女は、アメリカのシカゴから来ていました。
今までアジアにまったく関心がなかったそうですが、今回の船旅で初めてアジアに触れて
感激の時間を過ごしていました。
 
見る物、食べる物の全てに感動して、見ている方もほほえましくなるほどです。
インドや香港のオリエンタル文化に驚き
柘榴(ザクロ)、スターフルーツ、キウイ、アボガド、ドラゴンフルーツなど、南国の果物も
生まれて初めて食べて「おいしい!おいしい!」の連発でした。
もちろんアメリカのスーパーマーケットにも、売ってはいるのですが
興味がなかった彼女は買おうと思ったことすらないというのです。

決めたこと以外は、横道にそれないというのは、彼女の性格なのでしょう。
私には多くのアメリカ人と付き合いがありますが、こういうタイプの人に出会ったのは初めてでした。
フランクでもフレンドリーでもない、いわゆるアメリカ人らしくないアメリカ女性でした。

彼女にはあまり笑顔がないので、彼女のお気に入りのウェイターのアトロからも「怖い~!」といわれていました。
当然船内にも、私以外の友人は出来ず、毎朝私とコーヒー・ミーティングをするのが
唯一の情報交換の場であり、大きな楽しみのようでした。

エリザベスは、数年前に夫を亡くした未亡人ですが、今でもレンジャーの仕事をしている元気者で、敬虔なクリスチャン
今回も牧師さんのボランティア・アシスタントとしての参加でした。
そのため船内でも、1日のほとんどを体を鍛えるプログラムに参加して過ごしていました。

別れの際は「あなたに出会えて本当に良かった。一生あなたの顔を忘れないように写真を欲しい」と言われました。
写真交換は、高校生以来やったことがありませんので、一人で笑ってしまいました。
つまり彼女は文明の利器?いまや常識となったデジカメさえも持っていないので
互いに写し合うことが出来なかったのです。(こんなにも愛されて?幸せな私?)。

アメリカ人らしくないアメリカ人との良き想い出でした。

上の写真は、タイ観光中の中国寺と、船内でお気に入りのアトロと撮ったもの。
エリザベスは、珍しくおどけています。

アトロは誇り高きメキシコ青年。
シャイですが私のアドヴァイスに従い、着岸した横浜港から浅草まで
土砂降りの雨の中を、仲間を連れて遊びに出かけ行動力の持ち主でもありました。
私とは仲良しで、暇があると良くお喋りをしました。


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 最終更新: 2018/5/25