憧れのフランス・サントロペ



シャンソンファンの私は、かねてからフランスの避暑地サントロペ(Saint-Tropez)に憧れていました。

恋人を殺してしまうという、究極の愛の歌「想い出のサントロペ」で唄われた
場所をぜひ見たいと思っていたからで、サントロペ訪問は今回の旅の目標の一つでもありました。

そこで、オプショナルツアーに申し込み、寄港地のカンヌからバスで1時間
揺られて到着しましたが、期待どおりの雰囲気のある避暑地でした。
ここはフランス有数の避暑地で大金持ちが、別荘を持っていることでも知られていますが、
フランソワーズ・サガン、カトリーヌ・ドヌーブ、サルトル、ピカソ、ミッテラン元大統領などの
著名人が愛した所でもあります。

まだ4月で、シーズン前とあって、避暑客の姿はほとんどなく、ひっそりと静まり返っていました。
それでも別荘の掃除をする使用人やボートの手入れをする男性などの人影が見受けられ、
シーズンを心待ちしている人々の華やぎが伺えました。

レストランやお土産やさんも観光客向けに所々オープンしていて、
避暑地の雰囲気をかもし出していました。
上の写真は、サントロペの中でも私が気に入ったポート・グリモー(Port Grimaud)です。
各家の裏手は海に面しピアになっていてボートが係留されてます。
表は、しっかりした門構えの家ですが、家々が中国の客家の家のように
円を描いて繋がっているのがとても印象的で、
イタリアのヴェニスを思わせるような美しい景観でした。


上の左は小高い丘から見た街並み。
下の左はグラビア写真撮影風景、プロのモデルさんはみんな小粋でした。
写真を撮っていると、女の子が歩み寄り「私も撮って!」とアピールされました。
女の子はどこの国でもおしゃまさん。

上は、船のブルガリアから来ているツアー・コーディネーターのイヴァです。
知的で美しくて魅力的な人で、南米イグアス旅行で知り合い、それ以来仲良しになりました。
東欧人の英語は訛りが強く聞きづらい人が多かったのですが、彼女はしっかり勉強したのでしょう、
わかりやすい発音で充分な会話ができました。
大学を卒業後、英語の専門学校で勉強したそうです。
今日は、南米以来初めて、同行のツアーでしたので久しぶりにゆっくり話をしました。
「富豪の男性にプロポーズされなかった?」と聞くと、
「お金持ちは、まだパリにいる。今日は早過ぎた」と笑っていました。
でも親しくなると「本国で仕事をしたいのだけど、仕事がない。船はお給料は安くて、
労働時間が長いので本当は辞めたい」という本音と愚痴を聞かされると、
夢を持って乗った客としては複雑な胸中にもなりました。


上の男性は、左が観光船、右がバスの、ドライバーですが
ただ立っているだけで絵になります。
やっぱりムッシュはカッコイイ~!




上は、サントロペでランチをとったレストラン
いつも観光地では観光客向けではなく地元の人向けのレストランを探すのですが
失敗すること多々なのですが今回は成功!
避暑地なのでお値段は少々高めですが、味、雰囲気、味、見た目のお洒落度は抜群

更に、地元客とお喋りできたのが何より収穫でした。
「日本からサントロペに憧れて来た」というと、みんな笑顔で歓迎。
現在もここに住んでいるブリジッド・バルドーの話などの情報も提供してくれて大いに盛り上がりました。
フランスでは英語は、なかなか通じませんが、グループの中に英語のできる女性がいたので助かりました。
年配のウエートレスもバッチリ濃厚メイクでお洒落。さすがフランスと感じ入りました。


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 最終更新: 2017/10/10

憧れのフランス・サントロペ” へのコメント

  1. 久しぶりのブログ楽しく読ませて頂きました。海が今の雰囲気にあったのかとても綺麗!そしていつもの事ながら”地球はひろい〜”とまたまた感動!

    1. ヨーロッパの小粋さは、やはり憧れですね。 観光コース以外では、英語が通じないのがネックですが それでも人々と触れ合うことによって、楽しみが増します。

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