献身的な8年間の介護を終えた知人と

知人の夫人が亡くなられたので、お焼香に伺いました。

まだ74歳でしたが8年間の闘病生活に終わりを告げての旅立ちでした。
60代半ばから、痴呆症が出て、当初はご主人が家庭内で看ていましたが
歩行出来ず、オムツ使用、更には暴れるようになると
1人では手に負えずやむ得ず入院。

それから病院、老人ホームなどを、ほぼ3カ月おきに転院
行き先探しに心休まる暇もない8年間でした。
愛妻家のご主人は、ほとんど毎日入院先に通って食事をあげたり
オムツ交換も積極的にして、息子さんから「自分の体を労わるように」と
心配されていたほどの献身的な介護ぶりでした。

私が「寂しくなられたでしょう」と問うと
「いえ正直ほっとしました。十分に面倒を見たので悔いはありません。
ただ年上の自分が先に逝くものだと思っていたので、
自分の人生にこんなことがあるなんて考えられないのです」と
語っていました。

毎日病院通いを日課にしていたので「これから何をして良いか」と
つぶやいていたのが悲しく映りました。

「寂しいからご飯食べてって」と誘われたので、近くのファミレスでご馳走になりましたが、
伴侶を失った寂寞と、長かった介護からの開放感を感じました。


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 最終更新: 2016/6/6

献身的な8年間の介護を終えた知人と” へのコメント

  1. 夫婦で夫が残された場合大体の男性は立ち直りが難しいみたいですね。何か没頭出来る趣味があるのでしょうか?これからの生活を思いやると人事ながら心配になります。お元気で過ごされるといいのですが。

    1. 寝たきりになるのは怖い!! ピンピンコロリと逝きたいものですね。

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