ソマリア沖に海賊現る?!

部屋に戻ると、船からの「警告書」が届いていました。
見るとパイレーツと読めます。

何事かと辞書を引き引き読んでみると
これから1週間は海賊が出没するソマリア沖を通過するので注意するように」とのお達しでした。
私にとって海賊は、物語や映画の世界の出来事ですのでビックリ仰天

この間、夜はバルコニーやデッキの照明を落として、外に出ないように。
そして襲撃された場合は、窓やデッキから離れて内部にいるようにとのことでした。
海賊は海から縄梯子を掛け、アッというまの早業でスルスルと縄梯子をよじ登り、人質をとるとのことです。

船の前方は操舵室から見えますが、後方の水面が危ない地点です。
そのため1週間24時間体制で、見張りが続けられました。30分交代で、船左右の後方に一人ずつ見張りが立ちます。

側には大型警報機、望遠鏡などが供えられていました。
見張りは物々しい防弾チョッキに身を固めていて、海賊を見つけたら
始めに5ヶ国語で撃退のアナウンスをして、
次に大音響で警告音(写真に写っているの丸い物)を流すそうです。

QM2は、国の威信をかけた豪華客船なのでイギリス、フランス、アメリカ軍の巡視船や、ヘリコプターが守るので
襲撃される可能性は少ないようですが万一を考えての警戒です。

その後の一週間は怖いもの見たさの、怖さと好奇心が入り混じった時間でした。
結局私達が乗るQM2は、無事に護衛されて危険地帯を通過できましたが、
私達が通った同日に2艘の船が海賊に襲われています。

いままで特に関心もなく、他人事と思っていた海賊を身近に感じられたことも
この船に乗った成果かもしれません。

上の写真は見張りをする乗務員。

下の写真は、遠くに船が見えたので「スワー海賊!!」とビックリしましたが
海賊ではなく守ってくれている巡視船でした。
海賊は漁船を装っているので、どの船が海賊か中々見分けがつきません。


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 最終更新: 2017/8/16