お寿司の甘抜きっって?

今夜は館内の友人Iさんとお寿司を食べに、街まで出かけました。
Iさんは、元人形町の芸者さんという変わった経歴の持ち主。

年齢は70代半ばを超えますが、
きりっとした姿勢でサッサと歩きます。
並みの男性でもかなわぬほどのスピード。

小気味良い身のこなしは、さすがに鍛え上げた人のもので、
髪型は今でもひっつめて、小さく後ろで髷を結っているので
往時の面影を髣髴とさせる粋な雰囲気を漂わせています。

Iさんが語る昔の花柳界の話はとても興味深い。
小説や映画でしか知らない世界を
活きの良い江戸弁で、畳み掛けるように語るので
時間が立つのを忘れます。

まっつぐ(まっすぐ)」「かみいい(髪結い)さん」「いいなか(良い仲)」
「やさおとこ(優男)」「後生が悪い」「好いたそうな男」「こんこんちき」
「じでんしゃ(自転車)」「わりい(悪い)」「こちとら」「ごたいそう」
スットコドッコイ」等々。

意味はわかっても近年耳にしなくなった
べランメイ調の江戸言葉を聞くのは
タイムスリップしたようで懐かしいものです。

お寿司を注文するときも「甘抜きでね!」と声を掛けていましたが
甘抜きとは、アナゴ、卵、干瓢巻きなどナマモノ以外のことをいうと
初めて知りました。
(写真上、下が私ので通常の上鮨)
amanuki_01


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 最終更新: 2017/7/19

お寿司の甘抜きっって?” へのコメント

  1. 楽しいです!今でもこのような言葉が生きているのですね。年齢を重ねた方々とのお付き合いも忘れた部分復活みたいで新鮮に感じました。

    1. ナマで聞く江戸弁は、ナカナカ良いものです。でも彼女は言葉だけでなく、思考回路も江戸前?なので価値観の違いに戸惑うことシバシバです。

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