アメリカ旅(21) ニューヨークでの散々な1日

17世紀の生活を続けるアーミッシュ村の見学、ポリスの尾行、と印象的なフィラデルフィア市を離れ
アムトラック・特急に乗ってNYCに向かいます。

NYC・ペンシルバニア駅には夕方7時前の到着でした。

この駅は、コリアン・タウンに近いことから、今夜の夕食は韓国料理に決めました。
先日入ったレストランは味付けに砂糖を多く使用していたので止め
2年前に、おいしかったレストラン「New Wonjo Restaurant」に決めました。

ちょうど金曜日の夕方だったので大混雑でしたが、ようやくカウンターに
1席空いていたので座り、メニューを見ました。

今回の旅も1週間を向かえ、西洋風の味付けに飽きていたので、
あっさりした汁掛けご飯のクッパを頼もうと思いました。

ところがメニューを見るとクッパには4種類ぐらいあって、どれに何が入っているのかが
わからなかったので、ウエートレスにクッパの種類を問う
「メニュを見てナンバーを言え!それが出来ないならさっさと出て行け。ほかにもレストランはあるから」と怒鳴られました。

予想もしない剣幕に驚き唖然とすると共に、腹が立ち直ぐにも出て行きたかったのですが、
大混雑の週末の夕方、重い荷物を持って他のレストランを探す気力もなかったので、
ジーット我慢、我慢!クヤシーイ!
他のウエートレスを呼んで、適当にメニューのクッパを指さして注文しました。

暫くして出てきたのは、私の予想と違い白い脂のコッテリ・スープと、ご飯とおかずでした。
備えられている調味料を色々加えて味付けをしてみましたが、
脂っこさは変わらず、私望みのあっさり汁掛けご飯にはほど遠いものでした。
もったいないとは思うものの、どうしても脂を受け付けなかったので、
頑張って3分の1だけ食べて、大量に残してレストランを後にしました。

非常に後味の悪い出来事で、何回も訪れているアメリカですが初めての嫌な体験でした。
後日、事情通の日米の知・友人にこの話をすると
「韓国人の感情的な国民性」、「反日感情」、
「韓国系だけでなくニューヨーカーはみな同じ。ギスギスして、サービス精神を持ちあわせていない」
という意見あり。

レストランを出て地下鉄に乗り、ホテルに向かうと、コンビ二前に高校生がたむろしていました。
エクスキューズ・ミイ」といって通り抜けようとすると、私の前に立ちふさがって通してくれない。
右に寄ると、左に、左によると右にと体を交わして通せんぼ。

日本の小学生がやるような悪戯を私以上に背丈がある高校生がやるのですから、
怒りと、腹立たしさ、少しの恐怖心も感じました。

あまりのことに押しのけてようやく通り抜けましたが、韓国レストランのことも
引きずっていたので、重い気持ちになりました。

そして、ようやくホテルに辿りつき、ヤレヤレと安堵したのですが、
ここでまたもっと大きなトラブル発生です。

ホテルで、チェック・インしようとすると、フロントの前には長い列が出来ていました。
見ると対応するフロント係が2人いるのですが、1人がオーバー・ブッキングの客に
掛りっきりでなかなか進みません。

いつも外国で思うことは、閑そうな従業員がいても担当者以外は、
決して手伝うことはありませんし、
客を待たせても、謝ることも、急ぐこともありません。
(細やかな心配り、訓練されたサービス精神に、改めて勤勉な日本人の国民性を思います)

30分待ってようやく私の番が来て、無事チェックインできたときはホッとしました。
ところが部屋に入り、飲料水を買いに出かけようとしたのですが、
どうやってもドアが閉まりません。
直ぐに、電話で部屋係読んで見せると、納得して
「部屋を取り代えるから、しばらく部屋で待っていてくれ」と言うのです。

ここが勝負どころです。ここで優しい顔を見せたらば、外国では何時まで
待たされるかわからないことを長年の経験で知っているので
私が出来る一番怖い顔をして、一番強い命令形の英語で「可能な限り早く!」と
英語で強く言うと、担当者はフッと微笑んだのです。

たぶん私の英語が、オーバーで不自然に聞こえたのでしょう。
これはよくあることで、日本の学校のテキストどおり覚えた文型は、
ネイティブには、しばしば滑稽に聞こえるようです。
気が付いても、私はめげずに交渉しました。

私の英語が効を奏したのか、しばらくして部屋を取り替えてくれましたが、
また、問題発生!今度はキャビネットの扉がハズレ、スタンドの電球が切れているのです。
あまりのことに、私も怒るより笑ってしまいました。

今度は、マネージャーも駆けつけて、直ぐに修理するというので了承しましたが、
翌朝の朝食について質問すると、朝食付きの部屋ならチェックインの際、
クーポンを渡しているというのです。

無いと言うと、後で調べて届けるということで、了解したのですが、
12時になっても届きませんので、またフロントまで出向き、
先ほどのマネジャーの手が空くのを待って問うと、
いかにも面倒くさそうに「夜中に届けるから」と軽くあしらわれました。

ちょうどいまのNYは、コンベンション・シーズンでどこもホテルは満室、
かなりのオーバーブッキングが出ているようで、深夜というのにかなりの混雑でした。
そこで、あきらめ翌朝まで待つことにしました。

私が腹が立つのは、訳があります。前4泊のホテルは4つ星とはいえ
1泊4万円前半の金額で日本のエージェントも、NY在住の友人からも
「お奨めできない」といわれたホテルでした。

NYCのホテルは本当に信じられないぐらい高額なのです。
このホテルはNY在住15年の商社マンお墨付きのホテルでした。
そこで、私は最後の4泊だけは、ゆったりと安全でサービスが良いホテルに
泊まりたかったので、一大決心をして1泊5万円のこの4つ星のホテルの朝食付きエグゼクティブルームを取ったのですが・・・。

どうも、今日は、フィラデルフィア駅のポリス、コリアンレストラン、少年の悪戯と
悪いことばかりが続く1日でした。
 
下の写真は、宿泊したホテル1階にある「tofu(豆腐)]レストラン。いまNYCは豆腐料理が大流行。


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 最終更新: 2017/10/5