隅田川講座 月島と佃島

今日の「隅田川両岸探訪と茶話」講座は、佃田島と明石町界隈です。

からりと晴れ上がった暑い日でしたが、
皆んな汗だくになってよく歩きました。

隅田川の川べりに立つと、両岸が開けて高層ビル群も眺められ
気持ちのよい眺めが続きます。

佃島は家康が大阪から漁師33名
呼び寄せて築いた新しい島です。

漁師の水揚げは家康に献上される江戸前の基地でした。
日本橋の魚河岸も佃漁師の申し出により作られたもので
佃島は東京湾と沿岸地域自然風土文化の根源が覗ける
興味深い地域です。

海水館の碑

この辺りは、新佃島埋立地になります。

海水館は明治終わりごろまであった和風旅館です。
当時は房総を一望できる景観に優れた閑静な地でした。

ここで島崎藤村、小山内薫、吉井勇、竹久夢二などの文人が
しばしば滞在していました。
小山内薫の「大川端」もここで執筆、藤村も「春」の執筆の間の
1年間をここで過ごしました。

またこの辺りの民家では堤防の下に各自草花
てている光景が眺められます。

庭を持てない下町の人々の花を愛でる心意気が感じられました。

佃小橋

現在は佃島の東側、相生橋の下の流れを晴海運河を呼んでいますが
江戸時代中期は上総澪と呼んで、多くの回船などの
航路になっていたところです。

現在は佃漁協の船着場になっています。
佃小橋(赤い欄干)からはマンション群が良く望めます。
また橋のそばには古びたアパートの中に銭湯があり懐かし光景。


漁師の住吉神社

住吉神社は摂津の佃村の漁師
家康に従って江戸に下ったとき
大阪の住吉神社から分詞1643年に建てられたもの。

廻船問屋の信仰が篤かったことから鰹塚があります。

波除稲荷神社

中央大橋とスカイツリー

中央大橋は平成5年に完成。
フランスのデザイナーが兜をモチーフに設計のお洒落なもの。
夜はライトアップされているそうです。
東京スカイツリーとのコントラストが妙。

住吉水門

住吉水門が良く眺められました。
ここは隅田川と隅田川支川を分けるものです。

石川島灯台

かつての人足寄席場の石川島です。明治維新に廃止。
江戸前のシンボルとなっている灯台(現在のものは復刻)がありました。
この灯台は人足寄席場の油絞りの純益を当てて作られました。

月島の名店

グルメの好む月島周辺には美味しい店が多いのですが
レバーフライや、焼き豚の名店もありました。

老舗店

この辺りは老舗店が多いところです。
代表的なのはもちろん佃煮屋。メンバーの1人も買い求めていました。
昔ながらの防腐剤を使わなくても日持ちがする佃煮は
味わい深いものですが塩分多すぎて
私には向かないので、敬遠。


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 最終更新: 2017/11/13