佐渡への旅(9) 一番の売りがジェンキンス氏?

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昨日佐渡に到着すると、バスガイドさんが1番に言った言葉は
「明日、皆さんは、ジェンキンスさんに会えますよ。写真も一緒に撮れますよ。
もし彼が休んでいたらばブリンダさん(娘)の働いているところにお連れしますよ」
であったので、非常に驚きました。

彼は、まさに「客寄せパンダ」になっているようです。
北朝鮮に拉致された曽我ひとみさんと共に佐渡に暮らし、現在はみやげ物店で働いていることは
週刊誌の報道で知ってはいましたが、まさか彼が1番のこの島の有名人になっているとは・・・。

伝説館に併設された土産物コーナーでは、指定された1,000円のお菓子を購入すると
ジェンキンス氏と並んで写真を写してもらえることになっていて、
ほとんどの観光客が土産を買って写真撮影をしていました。

私は試食したそのお菓子が美味しくなくて買う気になれず、観光客の写真撮影風景を眺めていましたが
同行のメンバーが、お菓子の袋をそっと差し出し「貸してあげるから写真撮ってもらいなさいよ」とのこと。
ご親切に甘えて、思わずミーハー気分になって写真撮影をしましたが複雑な気持ちでした

その間ジェンキンス氏はずっと不機嫌。大あくびをしながら嫌そうに写真を写していたからです。
報道によると、北朝鮮にいた頃からのアル中が酷くなって、ひとみさんも手を焼いているとのことでしたが、
報道がうなずける態度の悪さでした。

観光客が「こんにちは」「有難う」「サンキュウ!」と口々に話しかけても終始無言、無視。
拉致された曽我ひとみさんに優しくしてくれたことは、同胞として彼に感謝しなければならないのでしょうが
本来ならばアメリカに送還され、脱走兵、スパイ疑惑という、重い罪を負うべき人なのに
と思うと複雑な心境になりました。

もっとも北朝鮮が悪の権化であることは言うまでもないことではあるのですが。
いろいろ考えさせら気分が重くなった彼の態度でした。


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 最終更新: 2016/9/6