サラーラ(オマーン)の日の出

毎朝5時前後に起床して、日の出を見にデッキに上がるのが日課になっていました。

前日の新聞で明朝の夜明け時刻を確認し、その50分前に起床。
部屋の窓から天気の状況を見て、大雨でない限り、磁石で東方向をチェックしてから、
厚着をして望遠鏡とカメラを携え30分前にはデッキに上がります。

船は毎日進む方向が違うので反対側のデッキに上がってしまうと移動に時間がかってしまうからです。
ほとんど毎日強風が吹いており、時には手すりに捕まっていないと飛ばされる日もあるので要注意でした。

そんななか東の空が紫、ピンク、オレンジとグラデーションをつけながら変化していくさまは
一大スペクタルショー

日の出前の20分が神秘的で最も美しい時間です。
そしていよいよ日の出の瞬間です。
海から少しずつ、少しずつ上がって行く日の出は、まさに悦楽のひと時!

日ごろ神仏をあがめることのない私ですが、この時ばかりは厳かな気持ちになり天に祈りたくなります。
90日間の乗船中ほとんど毎日、日の出を見にデッキに上がりましたが、
1日として同じ日の出の光景はなく、少しもく見飽きることはありませんでした。

私にとっては、こんなにも感激した日の出でしたが、デッキに見に来る乗船客はあまりいませんでした。
深夜までお酒、ダンス、カラオケ、カジノに興じた人たちに早朝起床は、とても無理な話でしょう。

早朝ジョガーやウォーカーもかなりいたのですが、日の出風景には
関心はないようでチラリと横目で見るだけで足を止める人はいませんでした。
またジムにもたくさんの体を鍛える人々がいましたが興味はなさそうでした。
人それぞれの楽しみというところでしょうが、海を眺めるのが好きな私には
毎朝のこのお楽しみが船旅最大の魅力でした。
晴れていても雲に隠れたりすることが多いので、完璧な日の出は週1度見られるぐらいかどうかの
低い確率ですが今日は久しぶりに見事な日の出が見られた満足の日でした。

上の写真はインド洋に上がる「サラーラの日の出」です。


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 最終更新: 2017/8/16

サラーラ(オマーン)の日の出” へのコメント

  1. 朝日の写真はいつも楽しみです。旅に出てもなかなか見るチャンスがありませんが偶然目にした時は驚喜してしまいます。そして朝日から生ずる色々な思いに時にはどっぷりです。

    1. 自然は神秘ですね。月も星も太陽も、毎日見ても同じ姿はないのですから。日常を離れた旅に出ると何時もそれを感じます。佳世さん、いつも書き込み有難うございます。

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