横綱目指すブラジル出身のリカルド・スガノ君(魁聖)

毎週日曜日・午後のTV番組「ザ・ノンフィクション」が好きで欠かさず見ています。

今日は横綱を目指す青年の物語「目指せ白鵬・朝青龍-外国人が見た友綱部屋」
ブラジル・サンパウロ出身の魁聖(リカルド・スガノ君)が、
19歳で友綱部屋に入門してからの600日を追ったドキュメンタリーです。

ブラジルは、政治不安から、経済成長は伸び悩み、高い失業率で
若者が仕事に就けない状態が長く続いています。
リカルド君もその一人です。彼は世界ジュニア相撲選手権で第三位の力を生かして、
日本で横綱になることを夢見てやってきました。

しかし、言葉の壁、カルチャーショック、更にブラジルでのアマチュア相撲と
プロ相撲の力の違いから、苦労をしますが、
今年の初場所には3段目に上がり、6勝1敗で勝ち越しました。
友綱部屋の最優秀力士としての表彰も受けて、ようやく光を見出しました。

現在の相撲界には700人の力士中1割が外国人です。
なぜ外人は強いのかの現実を見た思いがしました。

彼が始めて日本の地を踏んだ日から、相撲部屋の入門、新弟子検査、
相撲部屋での生活、練習風景、初土俵、そして勝ち越しまでの辛い道のりを見ていると、
健気に頑張るハンサムな彼を応援したい気持ちになります。

しかし、一方恵まれた経済状況の中で、少子化で過保護の育てられた
日本の少年のなかでが厳しい相撲の世界に憧れる子が
どれだけいるのだろうかを考えるとき出稼ぎの外人力士の台頭
当分続くのではないかという思いにさせられました。

「日本の相撲でお金を稼いでブラジルに帰りたい」と熱い思いを語る彼の言葉が
相撲界の現状を語っているようでした。


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 最終更新: 2016/1/20