3丁目の夕日の街風景を歩く(3) 築地界隈の昭和

暁橋

ここは三島由紀夫の短編小説「橋づくし」の舞台となった橋。
この小説には当時のこの辺りの風情が描かれているそうで、是非読んでみたいと思います。

大野屋米店・福一だんご
この辺りには趣のある木造立ての古い住宅が残っています。
昭和初期の建設のようです。「大野屋米店」の右が「福一だんご」銅で葺かれています。

トラヤ薬局
2階の外観は、木造建築なのに2階の外観は鉄筋風に仕上げています。
当時の人にはそれがモダンだったのでしょう。
一階の日除け下には、お洒落なステンドグラスがはめ込まれてビックリです。

黒澤邸・KUROSAWA
元黒澤監督邸。現在は高級板焼鉄きレストランになっていますが、今でもこの辺りは
昔のままの佇まいが残された情緒あふれる路地でした。

宮川商店
創業明治34年、鶏卵食肉販売および仕出し、料理店として栄えていました。
建築当初は、赤銅色にピカピカに輝いていたそうです。
現在は硫化フッ素で酸化していますが、趣のありよい色を出しています。
2階、3階の窓は大正ロマンそのままの雰囲気を残し、看板も右書きのままの珍しいものです。
いまでもこのような看板建築が残されていることが信じられない。、
タイムスリップしたような感慨があります。

築地本願寺
浄土宗本願寺築地別院が正式名称。昭和9年竣工しましたが
古代インドの意匠を取り入れた新しいデザインが特徴で、銅版で葺いてあります。

内部の階段手すりにも動物の彫刻などが施されていますが
これは「三畜評樹」という教えに基づいて作られているそうで
妖怪趣味」という表記がされていました。

華僑ビル
ここは昭和初期中国人の総合事務所として使われていたビルですが、
窪みタイルなども特注で粋なデザインです。
現在建て替えに向けて解体中でした。

歌舞伎座
現在建て替え中で、鮮やかな不思議な形に覆われていました。


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 最終更新: 2015/10/29