新しいピースボート船「クリッパー・パシフィック号」を見学

ピースボートが長い年月、地球一周航海に使っていたトパーズ号のリースを前回で終了。

明日の62回目の航海から新しい「クリッパー・パシフィック号」を使うことになりました。
そのためのお披露目が今日あったので、新しい船を見るために横浜港まで出かけました。

今回の船は22,945トンとトパーズより小型ですが乗客定員は、それを超える1,310人。
トパーズではデッキを改造してキャビンを造り、狭い所に大勢が詰め込まれた感が
あったのに、あれ以上窮屈では、どうなるのでしょうか。
経済効率のためやむを得ないとはいえ?

主宰者が「トパーズ号は、恥ずかしくて言えないぐらい古かった」と今日語っていました。(建造50年以上)クリッパー号に付いては明記はされていませんが、少しは新しいようです。
とはいえ、やはり古びた感じは否めません。

1番気になる水周りは、アチコチ錆びや汚れ、剥がれが目に付きました。
また掃除が行き届かないのか、あるいは落ちない汚れなのか
窓付きの部屋のガラスが汚れていて、外が良く見えませんでした。

ただし部屋もベッドもトパーズ号よりもカラフルで明るい雰囲気
全体的には良くなっているように感じました。(4人部屋は逆に狭くなっていますが)
船内には風呂好きな日本人の要望に応えて浴室も造られていましたが、
15人定員で男女入れ替え制、しかも1回700円の有料です。
毎日入るとすると7万円ですから、いくら風呂好きでも毎日は?


船内では、リピーター用にオープニング・セレモニーが2回に分けて開かれました。
今までの乗船者何十万人の中で、参加しそうな数千人に案内状を出したそうで
会場は混みあっていました。

乾杯に先立ち3人の関係者から挨拶がありましたが、いずれも今まで平和運動をしてきた
ピースボートの実績と、今後の運動への意欲が熱く語られました。
やはり、この船は物見遊山ではなく、あくまでも平和運動を唱える人々
乗るべきなのだろうと実感!!

乗船者の比率も、他の客船に比して夫婦同伴者が少なく、
単身参加が8割を占めるそうです。
こんなところにも、問題意識の高い人、個性的な人、行動力がある人、
あるいは何かを求める人が多いことが伺えます。

パンフレットの冒頭には
「わたしたちが暮らす星に、何が起きているのか? 自分の目で確かめ、
未来を考えるため、いざ地球に漕ぎ出してみましょう」と記されていました。

しかし最近の乗船者は未来の残り少ない老人が8割で、
未来を模索する若者は2割しかいないのですが。
ボートで稼いでピースで平和運動をしているのがピースボートの実態だと
分析する人もいます。

ペンショナーの暖かい懐からお金を集めて、お金がない若者を安価で、
あるいは無料で載せて世界平和の運動をしていると。
しかし実態を認識しつつも、あるいは知らないで安さから参加するシニアが多いのです。

平和を望まない人は誰もいません。それは当然ことなのですが思想は自由でありたい
右でも、左でも極端な押し付けはかなわないなぁー、という思いを改めて深くしました。

庶民から見ると安い運賃で世界一周の大きな夢をかなえられるのは
ピースボートしかないという気持ちがあります。
だから思想的な事は無視して、一切の活動に参加しないで
自分のペースで船旅だけを楽しむというリピーターも多くいます。

また、一回で懲りて、でも・・・と考えてしまう人も多勢います。
価格は早期割引を利用すると4人部屋は140万円からあり、かなり安いのですが
個室は窓付きで360万円、窓なしの3階で244万円と
日本丸やパシフィックビーナスと比較してそんなに安くはありません。

新船用に新しくパンフレットが作られていたのですが、
一番の目玉は又しても筑紫哲也
癌で入院中のジャーナリスト以外に宣伝力がある人がいないのでしょうか?

隣席から「辻本清美とはどうなっているのかなー?」という声も。
ピースボートと関係が深く、知名度が高くても、はっきり色が付いている人は
営業上使えないのが実状でしょう。

私は船旅は大好きで、これからも機会を求めて乗りたいのですが、
ピースボートは向かないようです。

でも船内を見て周り、友人や知人にも久しぶりに会えて楽しい1日でした。
強風と雨の悪天候でしたが、帰路は友人Yちゃんとスカンジナビア・レストランで乾杯。
Yちゃんは、ピースボートで知り合った友人ですが、
ブレのない揺ぎ無い生き方は、毅然とした強さがあり、憧れてしまいます。

とかく女性の友人と会話は自慢話と愚痴に終始しがちですが、
Yちゃんは自分の人生を肯定して明るく語れるところが魅力的。
久しぶりの楽しい再会でした。


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 最終更新: 2015/12/1

新しいピースボート船「クリッパー・パシフィック号」を見学” へのコメント

  1. 問題意識の高い人、個性的な人、行動力がある人、あるいは何かを求める人。に成りたい人が乗るのだと思います。お金を出せばそれが手に入ると思っている人ね。「問題意識の高い人」本当に問題意識があるのであれば、 誰かが敷いたレールではなく自分でそうした仕事につき自分で切り開きます。「個性的な人」個性的でない人などいません。自分の価値観や特性を実生活の中の実際の問題の中で見いだしている人は、他人の価値観や主張にすがる必要がありません。船に乗って「人生観が変わった」「価値観が変わった」などと恥ずかしい事を言う必要もないのです。「行動力がある人」この船に乗る事が行動力なのでしょうか?「何かを求める人」「何か」つまり自分の価値観を持っていない若者。主催者側はそうした騙しやすい人間を待っています。

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