晩夏の北海道(9) ノスタルジックな開拓村


今日も、また雨です。これで5日間連日の雨
少し迷いましたが、雨も小降りになってきたので「北海道開拓の村」へ出かけることにしました。
この野外博物館のことは、一昨日の観光案内所に寄って、パンフレットを見るまで
知りませんでしたが、興味を持ちました。

直通バスで、札幌駅から50分ですが、私がバス停に着いたときは
もう直行便が終わっていたので「新札幌駅」で乗り換えで
90分も掛ってしまいました。

「北海道開拓村」は、54ヘクタールの広大な敷地に、明治・大正期に建築された建物を移築し
復元・再現し、1983年に出来た野外博物館です。

敷地内には、ノスタルジックな趣きある建築物が並び、落ち着いた街並みを再現しています。
公共施設、商店、民家が並ぶ、メインストリートには、馬車鉄道が走り
情緒を盛り上げていまいました。

内部は市街地、漁村、農村と分かれた家並みが再現されていましたが、
農村群中に「旧田村家北誠館蚕種製造所」があり、
ホンモノのお蚕さんが糸を吐く様子を見せてくれていたのが
大変興味を惹かれました。

貧しい農家や、漁師の家などもあり、寒さと貧困と戦う開拓民の生活が偲ばれました。
また「旧開拓使工業局庁舎」など、モダンな色使いの美しい建物が、北海道らしくて素敵でした。

広々とした公園には、遠足の少学生や中学生がたくさん来ていましたが、
のびのびと声を上げながら、楽しそうに走り回っている姿を見て、
久しぶりに子供らしい光景を見た思いがしました。
 
建物は、どこも靴を脱いで室内に上がれるようになっているので、一層臨場感があり、
自分がいま明治・大正期に生きているような錯覚すら覚えます。


馬車鉄道にも乗って、ゆっくり散策した後は、食堂でランチ「屯田兵定食」(写真)をとりましたが、
ここで出たジャガイモがとてもおいしい。雑穀米のおにぎり、こんにゃくの田楽など
素朴でヘルシーメニューです。

写真は、上から、明治10年・木造2階建て「旧開拓工業局庁舎」、
明治12年再建・木造「旧開拓使札幌本庁舎」、明治42年・木造・石造り3階建「旧小樽新聞社」。
どれもロマンチックな色使いです。


写真左は、大正8年・木造2階建の旅館兼待合室の「旧来正旅館」、
右は大正2年・木造2階建の当時1番大きかった染物屋
「旧近藤染舗」。


写真左は明治17年・木造2階建の駅長の家の「旧手宮駅長官舎
右は明治11年・木造2階建。「旧開拓使館員用住宅」で、米国中西部様式の洋館で、「白官舎」と呼ばれていました。


明治38年・木造2階建。「旧田村家北誠館蚕種製造所」。
蚕の卵を生産をして養蚕農家に出荷する特殊農家でした。
現在は養蚕部屋や、貯桑室を再現して生きた蚕を見せてくれます。


写真左は、明治44年・レンが造り平屋。赤レンガ派出所として、昭和46年まで
札幌の治安を守っていた「旧札幌警察南1条巡査派出所」。何ともいえない良い雰囲気です。
右は、明治42年・木造2階建ての小樽の「旧三河本そば屋」。会合や宴会で賑わっていました。



馬車鉄道は有料です。なぜか駐車場利用者は無料というのは解せませんでしたが
片道だけ乗ってみました。



北海道を代表する花ハマユウですが、もうほとんどが花を終わって実をつけていました。
写真下右は園内に咲いていた芙蓉


  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 最終更新: 2016/7/8

晩夏の北海道(9) ノスタルジックな開拓村” へのコメント

  1. 北海道の旅物語では開拓村は初めてですが何か画面でもほっとした穏やかさを感じます。住んだ事がないのに懐しい!良い写真を見せていただきました。次回は私も行ってみてみたい、、、

    1. 明治村や、昭和村もいつか訪ねて見たいと思っています。昔を懐かしむのは老いでしょうか?

この記事へのコメントはできません。