台湾旅行(16) 故宮博物館の大騒音

花蓮を早朝の飛行機で立ち、台北に向かい
台北空港から電車、でそのまま国立故宮博物館に向かいました。

最寄りの土林駅で下車、タクシーに乗りましたが、
ドライバーがまたしても英語が駄目。

台湾一の見所である国立博物館の英語名も知らないとはビックリ。
目覚しい経済発展を遂げ、観光客誘致にも
積極的に取り組んでいるとはいえ台湾は
まだまだ発展途上にあるのだということを
またもや認識しました。

言葉が通じないのでドキドキしながらタクシーに乗って
しばし行くと、こんもりした山の上に
博物館の屋根が見えてホッとしました。

それは私が思い描いていた以上に豪華で広大な森の中にありました。
余りに大きくて残念ながら私にカメラに収めることが出来ず
1枚の写真も撮ることが出来ませんでした。

到着すると博物館前には大型観光バスが列をなし
おびただしい観光客が溢れかえっていて
思わず中に入らないで
逃げ帰りたくなるほどの混雑と熱気でした。

中では大きい手荷物は預けさせられ、手ぶらで入館。
日本語のイヤホンガイドをレンタルして入りましたが、
ワンワンする騒音に満ちています。

大勢の観光客でごった返していて
しかもその大多数は中国本土からの団体客なのです。
グループごとに付ている中国人ガイドが
マイクを付けていて、それぞれがマイクを通じて
中国語で展示品の説明をするのですからもう大変!!

絶え間ない大騒音!!
せっかくのイヤホンガイドの日本語も
聞こえないほどに酷いものでした。

それでなくても騒々しい中国人グループが、
がなりたてる光景は今までに体験したことのない
凄まじいものがありました。
怖気づいて早々に引き上げる人が
多いというのも頷けます。

ただし私は今日1日を博物館見学だけに当てる
予定で来ていますので
焦らず静かな場所を探しながら、騒音が途絶える
間隙を縫って根気よく回りましたので、
見たいものはほとんど見ることが出来ました。

多々不便が多い個人旅ですが、こういうときはその真価を発揮して
グループ旅行者にチョッと優越感
団体旅行者は、口々に時間の短さの不満をあげているのですから。

博物館内には、庭園、図書館、郵便局、レストランなど
あらゆるものが揃っています。
3時過ぎ遅いランチを兼ねてレストランで休憩しました。

ここもやはり大混雑でしたが、ゆっくり待って席にありつき
サンドイッチを注文しましたが、
実に上質な材料使っていて味も上品で美味
やはり台湾にも美味しいものはあるのですね。

博物館所蔵品はさすがエルミタージュ、ルーブル、
メトロポロタンと並ぶ世界4大博物館の規模です。
常時6,000~8,000点が展示され、
それを3~6ヶ月毎に入れ替えるために
82万点もの収蔵品を全て見るには10年ぐらい掛かるそうです。
ここには歴史に翻弄された中国のお宝の
書、絵画、玉器彫刻、琺瑯、青銅器、陶磁器などが
ありますが、もちろん内部は撮影禁止。

上の2枚の写真は、カタログからの撮影です。
ガイドが中国本土から来た観光客に、
この博物館が台北にある歴史をどう説明しているか気になりました。
左の白菜とキリギリスの彫刻は、最も知られているもので
玉の最高傑作。

半翡翠、半白の1つの玉からたくみに彫り上げたものですが
微妙な色合い、艶が見事です。

キリギリスは子孫繁栄のシンボル。

右の肉彫刻は天然の1つの石から、彫り上げたもので、
毛穴の1つ1つまで繊細に彫られていて
どう見ても本物に見える傑作です。


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 最終更新: 2015/8/20