九州の旅(27) 壇一雄がかつて暮らした家と文学碑(福岡・能古島)

待望の無頼作家檀一雄がかつて住んでいた家を訪ねようと能古島(のこのしま)の観光案内所で尋ねると
「遠いですよー。行っても何にもないからガッカリされるだけですから」と
消極的な返事。記した地図すらないと言う。

それでも是非にと思い、方向を聞いて歩いていくと、小高い丘を少し登ったところに
その家がありました。
さすがに見晴らしの良い海が眺められる素敵な場所です。

現在は空き家になっていて手入れはされていませんが
最初の妻を偲んだ小説「りつ子・その愛」の執筆はここでされたそうで
感慨深いものがあります。

壇一雄は、芥川賞作家で、愛人との生活を描いた「家宅の人」が最後の作品です。
庭の隅に文学碑(上の写真)も建てられていました。

下の写真左は、かつての、右は庭からの眺めで博多が良く望めます。


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 最終更新: 2017/11/13