豪華客船「クイーンメリー2号」の食事は?

船旅の3大魅力は、食事、ブリッジ、ダンスにあるといわれています。
そして、下船後の友人達の質問も食事に関することが一番たくさんありました。

ところが、食事は東洋人にとっては、そんなにおいしいものではありませんでした。

チョイスは豊富です。肉は牛肉、豚肉、鶏肉、羊肉、魚も毎食。
日によっては鹿肉、鴨肉、七面鳥、バッファロー、蛙、ウサギ、貝、
フォーマルの日にはロブスターも出ました。
果物もデザートも、チーズもふんだんにありました。

問題は味つけです。日によって塩気のない物、またはやけに塩辛い物、
油でギトギトしている物、水気も油気もなくパサパサしている物と一貫性がありません。

2,500人もの食事を作るのですから、やむを得ないのかも知れませんが
日によって出来不出来が激しく、おいしく調理された食事と出会えた日は
ラッキーと喜びました。

最上のご馳走であるロブスターも、カチカチに焼きすぎて水分が泣くなった物や
半生の物もありガッカリさせられることがしばしばでした。

ところが、こんなことに文句をいうのは東洋人ばかりで、
白人はいつでも「とてもおいしい!素晴らしい!」の連発。
味覚が鈍いのか、おいしいということがマナーなのか
とうとう最後までわかりませんでした。

日本人はおいしくないと思っても文句を言いにいく勇気はありませんが
友人の中国系カナダ人フーちゃん(フローレンス)は、毎日シェフにクレームを付けていました。


総コック長は、高い帽子を被ったインド人で、部下を100人近く抱える威厳のある人でしたが(上写真)
クレーマーのフーちゃんは、物怖じせずにクレームを付けるので
始めは辟易して避けていました。
でも、しつかりもののフーちゃんは、おいしい時はキチンと褒めて、チップも弾むので
後半はとても仲良しになり、別れの際はハグして涙をこぼして別れを惜しんでいました。

ただし塩加減には気を気を配らなくても、食堂の飾りつけには趣向を凝らして
メロンに彫刻したり、果物をピカピカに磨いて飾っていたのは西洋の歴史なのでしょうか。

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上はレストランの飾り付けです。シェフが丹精込めて作り上げていました。

 

前菜です。割合に手の混んで、種類も豊富でした。右上から時計回りにムール貝、
エスカルゴ、サーモン3種、スモークサーモン、タコス、ハムの盛り合わせ。

 


サラダです。毎日レタスを中心に生野菜を刻んだものに、飾りに茸やチーズ、ナッツ、豆が乗っている
シンプルなものでした。ドレッシングは3種類ぐらい。

 



魚料理です。やはりアジア人には魚が好まれていました。
私は肉2日に対して魚4日ぐらいの割合で選んでいました。

 



肉料理。写真は右上から時計回りにローストビーフ、煮込み、チキン、ステーキ2種、ローストビーフです
ステーキは固く、煮込みは肉質が悪いので、ローストビーフ系が比較的おいしく頂だけました。
鶏肉は、味はなくただ軟らかいだけのものを、揚げたり、詰め物をしたりしていました。
白人は鶏肉好みでした。

 


デザート。見た目も美しく、毎食6数類ぐらい用意されていましたので、
デザート好きにとっては、何よりの楽しみだったようです。
西洋人は、男性も甘いもの大好き人間ばかりでしたので、毎食どれを選ぶか真剣に迷っていました。

 

上は人気ナンバーワンのロブスター。1食に2皿オーダーする人もいました。

 
今夜は、友人Mさん宅で私の帰国歓迎会でした。
M夫妻は、3月6日にも土砂降りの雨の中横浜港まで、会いに来てくれました。

当日はお寿司や、アンミツなど日本の味を一緒に頂いたり
お土産にお赤飯や、おいしいお米のお握り、漬物、羊羹、おせんべいなどを持参して下さり感激でした。

今夜も、料理上手な夫人の手料理で暖かいおもてなしを受けました。
メニューはお刺身の盛り合わせ、旬の春野菜の天ぷら、トーフハンバーグ、シーフ-ドサラダ
という豪華版でした。(下写真)
ヤッパリ日本人、日本料理が1番です。


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 最終更新: 2017/8/16