古書整理の哀感

思い切って古書の整理をすることにしました。

引越しの度に処分しているのですが、捨てきれない本が山積しています。
家のマンション1階には古書買い入れの古本屋があるのですが、
決断して1冊売りに行っても、新たに3冊購入してきてしまうので
本は増え続ける一方です。

元新聞記者だった亡父は、まさに本の虫のような人でした。
その為、読書至上主義?のような環境で育った私は幼い頃から本に親しみ
いわゆる文学少女として育ちました。
(最近はもっぱら軽いハウツーものばかりでお恥ずかしい限りですが)

それでも、読書ほど自分を育てたものは無いと考えていますし、
読書の趣味を持たせたくれた亡父に感謝しています。
しかし、我が家は狭く、限られた本箱のスペースしかないので、
いつも本の処分は辛い決断です。
でも今日は一大決心をして、ダンボール4箱分を捨てることにしました。

学生時代に読んだ文学全集を紐解いてみると、細かい活字、
今とは異なるかな使い、文字の変換等々、
読み進むのに時間が掛かることに驚きました。

すっかり忘れている内容に惹かれて、パラパラと読み返して見ましたが
読みにくくて疲れてしまいました。
いま、本を捨てる後めたさと抗いつつ紐を掛けています。

父子代々本好きの私ですが、一人息子には読書の楽しさを伝えることが、
未だに出来ないでいます。
本離れの世相の中で、若者達には、読書よりも充実する喜びがあるようで
とても、残念に思います!


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 最終更新: 2015/11/13