台湾旅行(14) 上品な日本語に

お茶屋で初の日本語

中国語は僅か4語しか、知らないので
今回の旅で言葉の面でいささか心配がありました。

このことを旅立ち前に数人の友人に話すと
一様に「問題ない!台湾人は日本語上手よ」と
軽く語っていましたが、現実にはガイド以外に
日本語が喋れる人はいませんでしたが、
今日はじめて上品な日本語を話す台湾人に出会えました。

タロコ峡谷ツアーから帰った後で
街に出てフラリと入ったお茶屋さんでした。

何事か中国語で話しかける店主に
英語で「中国語はわからない」と答えると
見事な日本語で
「これは、これは失礼いたしました。日本の方でしたか。
よくいらっしゃいました」と嬉しそうに答えて来ました。

今の日本人には見られない上品な敬語を使った
完璧な日本語でこちらも感激!
話を聞いてみると、戦時中は日本軍属として
働いていたそうですが
日本語が出来ないと出世しないので、
自費で日本語学校に通い
必死に勉強したといいます。
(台湾人は皆んな日本語が話せるということは無く
85歳の店主夫人もまったくわかりませんでした)

この街には日本人観光客も少ないので
日本語を話す機会もなく寂しいといって
私と会話できることを泣かんばかりに喜んでいました。

日本軍への恨み言など一言も語らずに
懐かしがっている店主を見ると
申し訳ないような複雑なものがこみ上げてきました。

店主は88歳
戦後65年も立つと日本贔屓の人も段々少なくなっているのでしょう。
こういう日本ファンがいるから台湾人は親日家が多く
東日本大震災での多額な義援金に繋がなったということが
しみじみと理解できました。


帰路ブラブラ歩ている、とお洒落な打っぱなしの外装の
ティーハウスがあったので入ってみました。
中のインテリアもモダンで、勤め帰りの若者で賑わっていましたが
注文の仕方がわからない。

どうやらテーブルに置かれたメニュー伝票に
希望の品をチェックするようですが
ウェイトレスに聞いても忙しいのか、面倒なのか
無愛想でケンモホロロ

やむを得ず隣席にいたエリートビジネスマン風のスーツ姿の若者2人に
英語で尋ねると、親切そうなのですが、英語がまったく通じません。
お互いに首をかしげて見詰め合うばかり。
ガイドブックには「若者は日本人より英語がわかる人が多い」と
書いてありましたが現実は違いました。

そこで諦めて中国語のメニューをジッと見つめて考え
想像が出きた普通の中国茶のみをオーダーしました。
その店はデザート、軽食などセットメニューになっていて
安くておいしそうなものを皆んな食べていて残念でした

探し回った胃薬

連日の脂っこい中華料理に音を上げて昨夜から
タフな私の胃袋もムカムカして胃もたれが続いています。

昨夜も、今朝もホテルのフロントで胃薬を要望しましたが、
英語も日本語もほとんど通じず、ようやくわかったフロントマンの一人が
今朝ガイドに「薬屋に立ち寄るように」と頼んでくれましたが
一見親切ゴカシのガイドは
「1日分の薬を薬局で買うのは勿体無いから、
私の自宅にあるのを差し仕上げますよ。
自宅は直ぐそこですから」といい
私の再三の催促にも耳を貸さず、結局私の頼みを無視したまま
帰宅してしまったので、薬や探しに奔走することになったのですが、
なかなか見つかりません。

なんせ言葉が通じないので、人に尋ねようもなく自分の足で歩き周ってようやく小さな寂れたような薬局を見つけたときはホッとしました。
埃を被ったガラスのショーケースには、お馴染みの日本製の
「大田胃散」の缶が燦然と輝いていました
買おうとしたのですが、それが余りに大きく重いのです。
日本にあるような顆粒とか錠剤などという
現代風ものは無いのですから、困ってしまいました。
するとその横に少し小型の同じような缶があったので
店主に英語で聞くと、同じ成分というので
それを購入し一安心でした。

夕食はコンビニおにぎり

胃の痞えが取れないので、今夜の夕食はコンビニでお握りと
ビール(なんとキリンです)にしました。
海外で和食を食べないことをポリシーにしていますが止むを得ません。
自らの掟を破っての購入です。

台湾製のキリンビールは美味しかったのですが、
お握りはやっぱりお米がパサパサして美味しくない!
海外で食べる白米は悲しい味です。

昨夜の鉄道事故の新聞を読みながらの部屋での夕食でした。
中国語は音では理解できなくても字を見ると大体わかるのが嬉しい!
これも異国ならではの楽しみです。


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 最終更新: 2015/8/20