幼馴染の立ち直り

幼馴染の友人Tちゃんのご主人は、今春心筋梗塞で急逝しました。
すぐにお伺いするつもりでしが、
仲良し夫婦だったTチャンは、ご主人の死を受けいれることが
できなかったようでした。

私とも会いたい反面、触れてもらいたくない一面が伺えたので
遠慮していましたが、年の瀬にあたり、私から連絡してみると
待っていたようで、喜んで東京駅まで出てきてくれました。

Tちゃんの夫は、いわゆる駄目亭主で、周囲に苦労を掛け続けた人でした。
親族から離婚を勧められながら、最後まで夫を捨て切れなかったTちゃんは、
慈悲深い人柄なのでしょう。愛が深かったのかもしれません。
そんな夫があっけなく逝ってしまってTちゃんは、
一時は虚脱状態に陥っていましたが、
8ヶ月たった今は、ようやく元気を取り戻しているように見えました。

「あの人には尽くせるだけ尽くしたので、何の後悔もない」と言い切る
Tちゃんに顔は輝いていました。
苦労の元凶だった夫がいなくなって、安心したこともあるのでしょう。
「寂しい!」とはいいつつも、突き抜けたような
サバサバした明るさを取り戻していました。

私の訪問を切望していたという亡きご主人のために、
来春訪問する約束をして別れましたが、
そのときまでにTちゃんが一人暮らしを楽しむまでに
立ち直っていることを心から祈りました。

写真は駅構内の、レストランで。


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 最終更新: 2016/3/29