私の魅了された6寄港地~48th ピースボート体験記

NO.1 ☆世界遺産☆ カイロのピラミッド(エジプト)

船が入港したポートサイド港から、エジプトの首都カイロまではバスで3時間の長旅です。

ツアーごとに観光バス10~12台がコンボイを組んで、前後をパトカーに守られて出発しました。
バスには1台ずつ拳銃を所持した私服の鋭い目つきの軍警察官が乗り込み、物々しい雰囲気です。ルクソールのテロ事件以来、観光客を守るために警備を強化しているとのこと。

カイロのピラミッドは、さすがに圧巻でした。
映像や写真ですっかり見慣れ、観光化し過ぎた感のあるピラミッドには、多くを期待していなかったのですが、実物の美しさと、迫力には魅せられました。

古代の人々のロマンと英知に思いを馳せました。
スフィンクスも大きくてビックリ! あんなに大きいものとは知りませんでした。
また考古学博物館も、ツタンカーメンの黄金のマスクや、数々のミイラなど見所が多かったのですが、ゆっくり見られず残念でした。
帰路は渋滞や小さなトラブルで、バスが遅れポートサイドまで4時間かかり、往復所要時間は7時間を超えました。エジプトまで来ていながら正味の見物時間が3時間半と短か過ぎたのが心残りです。

ぜひ、また訪れて見たいエジプトでした。

 

NO.2 ☆世界遺産☆ マチュピュチュ(ペルー)

今回のクルーズ中、参加者から、最も期待されていたマチュピチュです。

船が寄港したペルーのカヤオ港を早朝5時に出発、チャーター機(1時間半)にてまずクスコへ。
クスコは、かつてインカ帝国の首都が置かれていた町で標高3400mの高地にあります。
到着1日目はクスコ市の遺跡巡りをし、剃刀の刃さえ通さないという精巧な石壁の石材建造物などを見学。
なかでも象徴的な12角の石が記憶に残ります。
2日目も3時に起床、観光列車に3時間半乗り、さらに曲がりくねった山道をバスで登ること1時間、忽然と現れたのがアンデスの空中都市マチュピュチュです。

スペイン人の迫害から逃れるために築かれたといわれる、この都市はジャングルに覆われていて下からは見ることが出来ません。
そのためにここは空中都市と呼ばれていますが、南米最大の帝国を築いた一万人のインカの人々が、その後、どこへ、なぜ消えてしまったかの謎はまだ解明されていません。
「失われた都市」ともいわれる古代都市を歩きながらインカの人々のミステリーを考えました。

往復の列車は、天井がガラス張りになっている展望列車で。窓から眺めるアンデスの山並みは、雪を頂いて美しくロマンチック。
駅ごとに寄って来る物売りも素朴でノスタルジックな雰囲気を醸し出していました。

 

NO.3 イースター島(チリ)

モアイ像で有名なイースター島は、ヤングの乗船客のナンバーワンの人気寄港地です。

太平洋に浮かぶ絶海の孤島のこの島は大型船が着岸する港がなく、上陸するためには小さなテンダーボート(通船・8人乗り)に乗り移って行かなければなりません。
しかも当日は風雨が激しい悪天候で、初めに予定したハンガロアの上陸地点を変更して反対側に回り込んだため、半日も上陸時間が遅れ、従って滞在時間も短くなりましたが、想像を超える風景に出会へて、行って良かったと思えるインパクトの強い島でした。

イースター島はポリネシア人が海を渡ってやってきた島で、モアイ像は9世紀頃に建造されたのですが、11世紀になると、大型化による経済悪化から村ごとの戦いになりモアイ倒し戦争や、伝染病などから人間のもいなくなったそうです。

イースター島では同船した建築学者のレクチャーを受けながら、モアイ像や石垣などをタクシーをチャーターして見て回りました。
島には倒されたままのモアイ像が900体も残されていますが、日本を始め各国の協力によって少しずつ修復されています。

島には、公の交通機関はなく、道路の99パーセントが未舗装で信号機もありません。
現代の文明に取り残されたような、ヒッソリとした小島で人影もない荒れ野に横たわる壊れかけたモアイ像を眺めていると、ここがこの世ではないような不思議な感覚に襲われました。

イースター島のレストランで食べたフレッシュなマグロのお刺身とカルパッチョのお味はサイコー!
船では、生ものは出ないので感激!105日間で一番美味しい食事でした。

 

NO.4 モーレア島(タヒチ)

モーレア島は名画「南太平洋」のモデルになった島です。
今回の航海中、最も美しいエメラルドブルーの色を持った海で「地球最後の楽園」とも呼ばれています。

この島は、船が帰港したパペーテから17キロ離れた所にある、周囲60キロの島で、高速艇に乗って20分ほどで行けます。
また1000メートル級の切り立った山々が聳え(険しい山を現地語でバリハイ)ており、パペーテから眺める落日の中のシルエットはゴーギャンが「古城よう」とたとえたほどの見事なシェイプを描き、人々を魅了しています。

モーレアではピースボートの乗船者の男性三人と共に、4W車によるサファリツアーに参加しビューポイントを回り、世界一の海の景観を堪能しました。

 

NO.5 ☆世界遺産☆ サブラダ遺跡(リビア)

リビアは、レプティス・マグナ、円形劇場のサブラダ、オアシス都市ダーミスなどの古代文明の足跡が残され「ローマを凌ぐローマ遺跡」がありながら、近年まで一般観光が許可されていなかったために保存状態が良く、遺跡ファンにとっては垂涎の寄港地です。

政治的秘境「アフリカの北朝鮮」と呼ばれ怖い国のイメージを持つリビアですが、船が寄港した首都トリポリは城壁に囲まれた穏やかな雰囲気の街でした。
短時間の観光で表面しか見ていないからでしょが、賑やかなスーク(市場)も活気があり貧しさ、暗さは感じられませんでした。

国の90パーセンは、サハラ砂漠ということですが市内道路の整備状況も良く、レストランも清潔で美味しく、事前のイメージとのギャップに驚きました。

古代貿易都市として栄えたサブラダ遺跡には、バスで一時間。
北アフリカ最大の円形劇場の遺跡が地中海沿いに残されており、悲しいほどに美しいコントラストを見せていました。

 

NO.6 サファリ(ケニア)

野生の王国を夢見て寄港地のモンバサ港から、キリマンジャロの麓のサバンナめざしサファリカー(ヴァン)に乗って4時間。

大きな穴が開いているデコボコ道を右に左に、上に下にと車はバウンドし、頭を屋根に、窓にぶつけるほどの揺れようで必死に手すりに掴まっていました。
窓からは土埃が入り込み、目も喉も痛く咳も出るので、サングラス、マスク、長袖、帽子のいでたちです。

ヴァンは6人乗りで天井がサンルーフのように開けて外を見られるようになっています。
このヴァンが何十台も連なって行くのですから壮観ですが、道中何台もパンクをしてそのたびに全体が小休止。また運転も荒っぽくヒヤリとすることが何回もあり、事故車も見かけました。

目的地のツァボ国立公園のお洒落なロッジで一泊してゲームドライブ(野生の動物を求めてドライブ)を3回行い、サファリを楽しみました。
見た動物は象、キリン、シマウマ、ライオン、インパラ、ダチョウ、鷲など。


 最終更新: 2015/10/15