雪上車で樹氷探検 Exploration

今日は、いよいよ雪上車に乗っての樹氷探検です。
「探検」とは、ずいぶん大げさな名前だと笑っていたのですが、
バスで行って見ると予想していた以上に雪深い所でした。
厳寒期のこの時期に、もし歩いて登山するならば、かなり危険で厳しい山です。
ウーン、ヤッパリ探検なのかもしれません。
しかし私達は「ワイルドモンスター号」と名づけた雪上車に乗り込み、
ラクラクと樹氷見物に出かけました。
この雪上車は、全長7メートル、全幅4.5メートル、総排気量最11000CC、
最高出力375PS、定員30人の凄いヤツ。
タイヤ部分にはキャタビラーを履かせて、まさにモンスターです。
ゲレンデハウスのある標高1100メートルの出発地点から、
1600メートルの樹氷原までの雪深い急斜面を力強く登ります。
体を支えるのがやっとの35度の急勾配を登ると、樹氷原は一面の雪景色でした。
雪上車を降りて歩くとレンタルの長靴が、ズボッズボッと突き刺さる深い雪です。
1番大きくなる二月には及ばないものの、見事な樹氷が出来上がっていました。
チラチラと雪が舞ってはいましたが、吹雪いてはいないために視界も良く、
満足できる2時間の樹氷見物でした。
外気温11度でしたが、昨夜の山頂比べればに、なんのその。
寒さを感じませんでした。人間何でも慣れなのでしょう。
1年のうち260日以上荒天というこのあたりで、
とにもかくにも樹氷が見られたのはラッキーのようです。
雪上車の運転手も、ゲレンデハウスの従業員も、
いまどき稀に見る感じの良い人ばかりで、とても気分が良い雰囲気でした。
一つ問題を上げると「暖房完備」と謳っていた雪上車が、少しも暖かくなく、
窓の隙間から雪がチラチラ降り込み寒かったことです。
このあたりは、宮城県で「宮城蔵王」と呼ばれています。
昨夜の山形蔵王からは「蔵王エコーライン」の道路を抜ければ近いのですが
冬季は閉鎖されています。
今回の旅では、1度は見たかった樹氷を、今回は、山形・宮城の両側から、
しかも昼と夜の両方の顔を眺められたことは良かったといえます。
ただし、私にイメージとしては、もっと広々とした、樹氷原を描いていたのですが、
樹木が意外と密集して、全体風景が見られませんでした。
プロのカメラマンが撮影した観光地の美しいポスターや写真は、
とかく高所の見晴らしが良い場所からの特別撮影で、
行って見ると見物客にはよく見えないというところが多いものですが、
ここもその例に漏れなかったのが残念に思えます。


  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 最終更新: 2015/8/13