みちのく旅(7) 豪勢な斜陽館


太宰の生家「斜陽館」は余りにも有名でTVや写真などで見る機会が多く
充分知っているつもりでしたが、実際に見て驚きました。
その広さ、豪華さは度肝を抜かれるほどに広大で立派だったのです。
1階は11室278坪、2階8室116坪、庭園やその他の建物を含む
宅地はなんと680坪の豪邸でした。
木材も贅を凝らし、米蔵にまでヒバを使用した瀟洒な入母屋作りで、
デザインは和洋折衷で当時のお金で総工費4万円とか。
明治の大地主がこんなにもお金持ちだったとは・・・・・。
私の想像をはるかに超えていました。
もつとも氏は金貸し業や会社を経営する企業家でもあり
最期には貴族院議員にもなった政治家にもなった人だからでしょうが。
明治40年に太宰の父津島源右衛門が建設したこの家は、
戦後手放され旅館「斜陽館」として町の観光名所になり
多くの太宰ファンが訪れるようになりました。
その後平成8年、金木市が買い取り
国指定の重要文化財の「太宰治記念館」となりました。
館内には太宰が着用していたインパネスも展示してありましたが意外と小柄でイメージがチョッと狂いましたが。
館内には太宰の著作の販売もされていましたが、
他には無いという(ホントカナ?)
夫人の書かれた本もあり、ついつい購入してしまいました。
今回金木を訪ねるにあたって、太宰の著作を数冊買い求め
再び読み直してきましたが、奥が深くやはり惹かれる作家です。
また今日は文学ばかりでなく多方面に才気溢れる太宰を
知って一層魅力を感じました。
今回の金木訪問は太宰の息吹に触れられて満ち足りた時間でした。





 
津島氏が経営していた銀行の場所は、
今でも銀行が軒を並べているのには驚きました。
斜陽館の向かい側です。


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 最終更新: 2015/10/26