講師選びの難しさ


昨年世界一周クルージングをして欧米人の社会で3ヶ月生活、英語の難しさを改めて痛感して、
もう英語の勉強をギブアップしていましたが、息子から励まされ今年からまた再会しています。
現在は月4回は、英会話スクールでグループレッスンを、
月2~3回は、マンツーマンによるプライベートレッスンを受けています。
スクールは、教え上手なカナダ人男性講師で、講師には満足していますが、
クラスメートが20代女性ばかりなのが大変です。
みんな英語に自信がないことと、日本人特有のシャイな性格から
小声でボソボソしゃべるので聞き取り難いこと、この上なし。
最近では難聴傾向にあるので、耳をそばだてて聴くのはかなり疲れます。
それでも、何とか頑張って楽しみながらレッスンを受けて講師から
「あなたはリラックスしすぎ」と指摘されるほど。
問題なのはマンツ-マンの講師です。
1番始めの講師は、穏やかな30代のアメリカ男性で、
会話の進め方は上手で気に入っていたのですが、
性格がルーズで、約束を守らないので3回でオシマイ。
事務局に苦情を言うと「それでは1番几帳面な人を行かせます」と。
次に来たのが、40代後半のアメリカ男性。こちらは確かに非常に几帳面。
全てにキチンとしているのですが、あまりにビジネスライク。
非常に教え上手でしたが、私の話に何の関心も示さず
老人や貧しい人、教養のない人などの蔑視が強く不快。
半年間我慢しましたが、限界が来て止めました。
私の理由を聞いた事務局では「それでは1番優しい人を行かせます」とのこと。
今度は日本人とオーストラリア人のハーフのイケメン、20代の青年Tクン。
癌闘病中の日本人の祖母と同居して介護しているというTクンは、
実にピュアで優しい青年でした。
つぶらな瞳で私の話を真剣に聴いてくれましたが、大人相手の会話に慣れていません。
しかも幼く、世界情勢も日本の社会についても何も知りません。
新聞を読んでトピックを話し合いたいのですが、知識がないので
私が一から説明しなければなりません。
どちらが講師なのかわからない状況では困ってしまいます。
来日2年、小学校で2年間教えた経験があるのですが、
大人相手のフリートークするだけの器量を持ち合わせていませんでした。
迷った末に事務局に「もうレッスンを諦める」と伝えると
「もう一度だけトライしてくれ。今度は40代で話が出来るカナダ人を紹介するから」
というのです。
説得に負けてもう一度だけチャレンジすることにしましたが
果たしてどうなるでしょうか。
お楽しみ?いやいや半ば諦めていますが。
ところで前回の講師Tクンから
「レッスンとても楽しかった。突然に終了するのは悲しい。またいつか会える日を待っています」
という健気なメールが来ていました。
断った生徒に対して、こんな優しいメールを送れるTクンの人柄にホロリと。
そして、人との別れは私もこんなふうに出来たら良いなと、Tクンから教えられた思いがしました。
事務局によると、Tクンは私とのレッスンを期待していたので
断られて強いショックを受けて強く反省していたといいます。
そして「数年後にまたTクンのレッスンを受けてあげて。これから一生懸命勉強すると言っていますのでその成果を見てあげて」といわれました。
心に残るTクンでした。


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 最終更新: 2016/5/24