カナダへの旅(29) 旅の総括


旅の終わりに
いよいよ今日で半月に亘ったカナダ旅も終わり になります。
今回は友人フーちゃんのたっての希望によってのカナダ訪問。
最初の5日間は憧れの地ヴァンクーヴァーで1人で自由を満喫。
後半10日間はフーちゃんと共に過ごしました。
まったく自由が与えられなかったものの
至れり尽くせりの手厚いもてなしを受けました。
2年前の世界一周のクルージング船内で知り合ったフーちゃんは
当時から私を甚く気に入り、周囲からは
「ストーカー!?」いわれるほどに私を追いかけていました。
これは白人社会の差別がある船内の中で、アジアの同胞という
親近感、連帯感が何よりも大きいのですが
私の開けっぴろげ?な性格が心を開かせたのでしょう。
また私の下手な英語でのジョークがお気に入りで
私の冗談にいつもコロコロと笑い転げていました。
一方拙い私の英語を助けてくれる有難い存在でもありました。
自らがカナダの英語社会で英語で苦労しながら生きて来たので
私の辛さを理解して「助けてあげたい」という
義侠心もあったのでしょう。
クルージングのお誘い
近年は1年ごとに世界一周クルーズの参加している夫妻ですが
友達が出来たのは私が唯一というのです。
たぶん華僑の頑なさ、用心深さがそうさせているのでしょう。
そんなわけで私がただ1人のクルージング・フレンドなのです。
そのため来年のクルージングも「是非一緒に!」
連日夫妻から強く迫られました。
昨年も夫妻は参加しているのですが、
私が一緒でないので「詰まらなかった」と。
確かに船旅は独特の魅力的な世界ですが、
なんといっても費用が掛かり過ぎです。
たとえ、それだけの予算があるとしても、
他に使ったほうが良いとかなと考えると決心がつきません。
もちろん無尽蔵に資産があるならば別ですが。
「もう2回体験しているので、充分かな」という思いもあるので。
「予算がないからと」断ると「あなたは無駄使いが多すぎる。
もっと倹約すればクルージングに行けるはず」と
大層ご立腹で怒り心頭。
ちなみに地元での彼女のニックネームが「ライオン・ママ」でした。
華僑の中でもピカイチの迫力と怖さで~す。
華僑に触れて
中国の自然や景色は雄大で好きだけど
中国人は嫌いという知人がたくさんいます。
それも中国留学経験者や、仕事で中国に滞在した人、
中国人と取引した人など、
中国を良く知る人々から出る言葉なので、いつも驚かされます。
私が10日間ドップリ浸かって感じたのは、
「華僑の生き方を理解するのは難しい」ということです。
勿論こんな短い期間ではわからないのは、当然のことでしょう。
ただその片鱗だけはつかめたような気がしています。
オタワ空港まで送ってきたハズバンドが誇らしげにいいました。
「わかった?これがチャイナニーズ・スタイルなんだ!」と。
到着から出国まで、下にも置かぬもてなし
1回たりと私に財布を開けさせぬ気配り。
全て丸抱えの歓迎方式なのです。
友人というよりも恩人?上司?目上の人に対するような厚遇でした。
彼らのやり方は欧米人は「Too much!]と批判しますが
まさにこれが中国人なのでしょう。
こんなことを少し学んだ今回の旅でした。
いまの私の正直な気持ちとしては
「自由な時間が欲しかったな」というところです。
オタワでも見たい所や行きたい所があったのですが
行けずじまいでしたので。こんな気持ちを持つのは
このうえない我がままで贅沢なことかもしれませんが。
下の写真は昨夜の最後の夕食にフーちゃんが私のために作った
シーフードカレーとステーキです。
昨夜は豪勢なランチの後で「もうお腹一杯で入らないから」と断ったらば
「それでは今朝にその分を食べて」と早朝ホテルに迎えに来て
拉致?され自宅まで連れて行かれての「ブレック・ファスト」です。
朝からこれでは拷問!
「とても無理!」と断ると「それではランチに空港で食べて」と
否応なくタッパーに入れて持たされました。
愛されるのも楽ではありません。
お料理上手なフーちゃんの作るものは
何でもおいしいのですが・・・・苦しい!
最後まで、そんなこんなのカナダ旅でした。


  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 最終更新: 2015/10/28