備前焼の魅力

特に焼き物に造詣が深いわけではありませんが、せっかくここまで来たからと
備前焼の窯元を見に行くことにしました。
JR赤穂線で、赤穂駅から30分のローカル線の旅です。

電車に乗っているのは、ほとんどが通学帰路の高校生ばかり。
赤い頬ッペの素朴な女子高校生がいる一方、
ジャニーズ張りの垢抜けた都会風のイケメン男子などさまざま。
いつもながら地方色に触れられる楽しいウォッチングでした。

備前窯元は、伊部駅に近くあります。改札員もいない小さな駅です。
普段は駅前に観客向けの備前焼展示場があるのですが、
今日は定休日のために一同で見られるところはないというので、一軒ずつ窯元を訪ねてみることにしました。

買う予定もないのに、お邪魔させてもらうのは大変に気が引けることでしたが
勇気を持って丁寧に挨拶をして何軒か見せて頂きました。
閉まっていたところも多かったのですが、どこも心よく応対していただきあり難く思いました。
始めは、同じように見えていた備前焼ですが、何軒か見ているうちに、
知識も増え、目も心なしか肥えてきたようでした。
段々に良いものと、悪いもの、高価なものと安物がわかるようになって楽しさが増してきました。

とうとう1つ欲しくなり、予定外ではありましたがビールマグを求めてしまいました。
すごく気に入った物もありましたが良いものはキリがないので、割れても惜しくない価格での決断です。
割らないように神経を使いながら大切に持って帰りました。





夕方になって気温も低くなってきたので、備前焼産業伝統会館に入って暖を取りながら
備前焼きの美術品を鑑賞しました。

数時間前まではさほどの興味がなかった備前焼が身近に感じられ、いとおしくさえ思えてきました。
良い焼き物との出会いは、今回の旅の収穫の1つでしょう。
1階の喫茶コーナーでは、好きな作家の器でコーヒーが飲めました。
しっかり吟味して気に入ったコーヒーカップでコーヒーを頂きました。
コーヒーはインスタントですが、とてもおいしく感じました。


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 最終更新: 2017/10/27